ネパール -カトマンドゥ-
カトマンドゥ、ネパールの首都。
古代から交易で栄えていたというこの巨大都市は、
仏教とヒンドゥー教、二つの宗教が入り混じった独特の雰囲気がよい。
路上では多くの人が行き交い、数え切れないほどの商店が軒を連ねている。
街のいたるところに古い寺院があり、そのどれもがいまも大切に信仰されている。
寺院のあるところは皆の憩いの場でもある。
このようなババと呼ばれる出家した人も寺院でよく見かける。
ヒンドゥー教の神様の一人、ハヌマーン神の像。
毎日多くの人が参拝に訪れている。
カトマンドゥ郊外にある巨大な仏教ストゥーパ、ボダナート。
ネパールに伝わっているのはチベット仏教。
チベットの仏像は日本のものとだいぶ雰囲気が違うが格好いい。
寺院で灯されているバターランプ。
ネパール料理のコーナー
定番の定食はこのダルバート。ジャガイモのカレーと豆のスープに漬物がついてくる。
おかわり自由なのがうれしい。
モモというネパール風餃子。蒸したものと揚げたものがあってどちらもおいしい。
街で見つけた謎のクラブ。やたら年季が入っている。
-ポカラ-
カトマンドゥから西へバスで7時間ほどでポカラへ着く。
自然豊かな山々に囲まれたペワ湖のほとりはゆっくりと時間が流れる素敵なところだ。
住んでいる人も都会に比べてのんびりしている感じがする。
ペワ湖には小さな島があり、そこに寺院が建っている。
泊まっていた宿のスタッフのボムさん。
写真を撮れとしつこかったので。屋上にて一枚。
-A.B.Cトレッキング-
標高8000mを超える名峰、アンナプルナ山を間近で見るため、
アンナプルナベースキャンプ、通称ABCまでのトレッキングに出かけました。
山に住む村の人の生活を垣間見ながら、5日間かけて山道をひたすら歩いていく。
もののけ姫的な世界が続く。
見たことのない奇抜な虫にもたくさん出会うことができた。
聖なる山と地元の人が信仰するマチャプチュレの夜明け。
空に広がるマチャプチュレの影がとても壮大で神々しい。
遠くに見えるダウラギリ連峰を見つめながら静かに瞑想を続ける東洋人の男がいた。
ABCに到着。
ABCの周りではチベット仏教のお経がかかれた旗が数多くはためいていた。
朝日を受けて燃えるように赤く染まるアンナプルナ。
とてもこの世のものとは思えない美しさだった。